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北海道インテリアプランナー協会
私が現在勤めている藤城建設は個人の戸建て住宅を手掛けている地域密着型の工務店です。普段、設計から施工までの工程をお客様と打合わせしながら現場管理をしている私の立場からお話させていただきます。
インテリアプランナーとは、建築士とインテリアデザイナー、インテリアコーディネーターを掛け合わせたようなものだと思います。つまり、お客様一人ひとりの生活に応じたインテリア空間の提案、そのための建築設計、また予算計画までを取り仕切る幅広い仕事なのです。
価値のある暮らし
初回の話で予算が150万円浮いたら・・・という話をしましたが、今回、予算は限定しません。皆さんが自分の暮らしに対して価値があることとはどういうことなのか想像していただきたいのです。
次にあげる施工例は、お客様の暮らしの要望に応えたものです。浮いた予算でこのような自分の好みを反映させた『こだわりの空間』をつくることも可能なのです。
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スチール階段は空間をすっきりと軽やかに見せることが出来ます。リビングに設けることによって階段のスペースもリビング空間として成り立ちます。腰を掛けてテレビを見たり、本を読んだり、お子さんが駆け上がったりと、ただ単に昇降のための存在だけではなくなります。
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キッチンと一体のナラ集成材のダイニングテーブル。長さ2.2mもある広々としたテーブルでは食事以外に奥様の家事スペースとなり、お子さんの宿題スペースにもなりえます。このご家庭には5人のお子さんがいますので、まさに家族団らんの場となっています。
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キッチンの向かい側にある小上がり。ここで食事をしています。もともと座卓で食事をする習慣の方で新しい家でも椅子(いす)に座っては食事しないということでした。イメージは居酒屋の堀コタツ。毎晩、奥様の手料理で晩酌を楽しんでいます。
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小上がりですが、ここではベットの代わりになっています。ご夫婦は布団の生活に慣れ親しんでいるのでこのような畳のスペースになっています。小上がりの下のスペースには引出しを設けて、衣類やタオルケットなどを収納できるようにしています。
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タイル仕上げの玄関の壁面。訪れる人を楽しませてくれる趣向になっています。これも一つのおもてなしの心です。下のスペースには自慢の熱帯魚がお客様を出迎えてくれます。
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書斎部屋。ご主人が学校の先生ですので書籍・書類が膨大にあります。静かな空間で仕事がしたいという希望だったので、部屋はあえて外壁側につくらず、廊下に面して高窓を設置したつくりです。そのため、少々暗いのですが落ち着いて仕事が出来ると喜んでいます。
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造作家具はそれ自体もインテリアとなります。収納は多いほど良いという奥様も大勢いらっしゃると思います。寸法も自由に決められますので物がスッキリと片付きます。収納する楽しさ、そして飾る心地よさが生まれます。
家族の数だけ暮らしがあります。価値のある暮らしとは「何部屋ほしい」「何畳必要あればいい」ということだけでは図れないのではないでしょうか。面白いことに建築・インテリアによっても暮らしが変わるのです。つまり、自分の求めている生活、暮らしに合わせた空間つくりをすることによって、暮らしが楽しくなっていくのです。
- オープンキッチンで手料理をつくり、ホームパーティを楽しむ暮らし。
- ショールームのようなガレージで愛車を眺めながらお酒を楽しむ暮らし。
- ヒノキに囲まれた造作風呂に浸かりながら日頃の疲れを癒す暮らし。
- ウッドデッキに仲間が集まりバーベキューを楽しむ暮らし。
- ホームシアターで観る映画と夫婦の共有するひと時を楽しむ暮らし。
住まいでの主役は建物・インテリア空間ではありません。そこに住んでいる家族、その暮らしではないでしょうか。
何が大事なのか、何が楽しいのか、ということは一人ひとり異なると思います。新たに家をお持ちになるときは、ぜひ家族で話し合ってじっくりと『価値のある暮らし』を見つめる時間を持っていただきたく思います。家族が幸せに笑顔で暮らしていける空間が『豊かな暮らし』につながるのではないでしょうか。
熊谷 幸雄 くまがい ゆきお |
有限会社 藤城建設(フジキケンセツ)札幌市東区中沼町33番地(モエレ沼公園東側) |
































